どのくらい時間はたったの

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日は昇って
生活の音がして
いつの間にか、部屋が暗くなっていて
でも意識は確かにあって、果てしなく長い時間に感じる

私はただひたすら
何も答えも、救いも無いのに、何かを待っている
それが何かも分からぬままに

傷口が癒えるのをただ
待っているのか....

「何があったのかお互いの更新も途絶えたし、
 彼女は休みに図書館にも行ってない、それどころか籠ってるみたいだ」

「そう。何を話したかは分からないけど、ユチョンから振ったのね、多分」

数日前、この男がBARでJとユチョンが話しているのを耳にしている。
Jが私の送ったメールを見せて、彼女はユチョンに本気じゃなさそうだ、と
親友であるが故に、ユチョンに忠告をしていたらしい

「そんな.....」

「俺だって信じられないさ。
 会った時は仕事に追われて、何かクライアントが非常識な奴らしくて、
 休みでもミーティング、仕事の後に連日大量の無理難題を強要されててさ。
 それでも健気に頑張ってたから、俺も親身にはなってたんだけど...すまん」

カラン,とドアが空き男は出て行った。
しかし2人は背を向けていて、彼がいた事に2人は気づいていなかった

「いや、教えてくれてありがたいよ。
 何で彼女がそんな行動に出たのか、俺の事をどう思っていたのか,
 どうしても分からないんだ。だから、距離を置いてしっかり考えるつもりだ。
 感情に任せて別れたくないし...」

「そうだな。でもさ、お前らしく無いよ。 
 彼女の言い分も聞かずに、距離を置こうって言うなんて」

ユチョンは、ジェジュンが差し出した煙草に手を付けた。
一本咥えると、ジェジュンのライターをカチカチと鳴らす。
すぅ.................

ゆっくり煙を吐き出すと、ユチョンは苦しそうな顔をした

「そうだよな」

「せめて、彼女の言い分も聞くべきだったんじゃない?」

ユチョンは煙草をまた深く吸い込むと
ゆっくりと吐き出した

「彼女、俺にごめんなさいって言ったんだ。」

「ユチョン...................」

「俺には、それ以上彼女の気持ちを聞く勇気がなかった」

ユチョンは俯いてウィスキーの入ったグラスを見つめた

「俺が....怖くて聞けなかったんだ」


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